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運送会社体験記#2
トラック王国テン職ならでは!大手運送会社での管理・営業を務めた方の体験記!

地道な営業時代

2年間の営業所経験(#1参照)を経て営業に異動して、今度は荷物を運んでほしい製造業の会社にテレアポ業務の日々でした。
当時いたエリアのメーカー等に1日100~200件、時にはガチャ切りされながら、ひたすら電話をしていきました。
運送屋が一番気にするのはお金をもらう先がつぶれてしまって回収できないことなのですが、支払いまでの間に相手の会社が飛んで回収し損ねてしまうこともあって。
荷物を運んだ後では人件費も燃料代もすでに発生しているし、場合によっては別の会社に依頼をしていることもあって、そこにはきちんと支払いをしないといけないので当然赤字になる。
なので帝国データバンクの分厚い本を見て、与信の点数に注意したりと、かなり慎重でした。

マッチングのために大切なのは「情報」

「運ぶもの」と「持っているトラック」がマッチングしたら仕事がもらえる、という感じですね。
荷物情報と空いてる車両の情報は最重要で、自社のシステムで一括で管理していました。
当時手書きやExcelの帳簿を使っている会社が多かった時代に、自社システムを使っていたのはとても強かったです。
今となってはどの業界でも当たり前になってきていますが、まだ「iPhoneスゲー!」ってなっていた頃ですよ!
それでもその時代にもっとシステムを駆使している会社がありました。情報を集約している所には仕事も集まるんですよね。

協力会社との信頼関係で成り立つやり取り

荷主さん側に仕事を取りに行くことが基本ですが、自分たちの所持しているトラックだけでは運びきれない量の依頼を受けた場合、他の運送会社との連携も必要になってきます。
でもこれは一方的な下請けというわけではなく、荷物によっては依頼をすることもあれば、逆に依頼をされる場合もある「協力会社」で、関係はフラットなところが多かったです。
運搬先によってはそのエリアに強い協力会社に確認して、「指示書流しておくからよろしくね~~」で、終わり。この辺は意外と口約束が多いんです(笑)

外国人労働者の活躍

現場の積み降ろしを見に行っても、外国人は多かったですね。
外国人で固めている運送屋さんもあって、屈強な外国人部隊がいるとウワサになっていました。
しかもスキルも高いというか・・・やっぱり身体能力の高さなのか、重い荷物の積み降ろしもスポーツみたいな感覚で上手にこなしていくんですよね。
おまけにみんなムキムキなので、「喧嘩になったら絶対勝てないぞ…」なんて思ってましたがそんな危機はなく(笑)、話すとすごくいい人たちばかりで一緒に仕事していて面白かったです。
転職にも必要なのは「情報」!
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